思考の巣へようこそ
こんばんは。
あれからもう一週間たっちゃったんだ...ってくらいあっという間な一週間を過ごしたありなです。
冬馬さんの誕生日が通り過ぎたなーって思ってたら自分の誕生日が視野に入ってきました。
※6月15日で満28歳になります。
せっかく過ごしやすい気候の5月が瞬く間に過ぎてゆきます。
写真フォルダから発掘された2年前のorange blossomの3人を唐突に。
私とNaotoくんが霞んでいる...輪郭がくっきりしてるのが冬馬さんだけ...
さて。
今回は何を書こうかなって感じですが、オーボエあるいは部活のレッスンについて書こうかなと思います。
少し長く濃くなるので、最後の写真だけ見て苦笑いしてページを閉じるのもアリです。
私はですね、一応オーボエが専門なので、オーボエのレッスンの時はリードから姿勢からアンブシュアから割と細かく様々見ています。
また、部活の合奏やら他楽器のレッスンの時も、自分の知識の及ぶ範囲で精一杯向き合っているんですけれども。
まぁ奏者としても教える人としてもまだまだ未熟な私です。ひよっこぴよぴよ。
そんな私でも、レッスンの時 誰を相手にしても、どの楽器を相手にしても、何人相手にしても一貫して大切にしていることがいくつかありまして。
1.まず、今日レッスンを受けて『良かった』と思ってもらうこと。
2.今日はレッスンで『何をした』か帰るときに具体的に箇条書きでまとめること。
3.全てにめりはりをつけること。
4.否定しないこと。
同業者の方々や、あるいはもっと偉くて立派な先生方からしたらどうお思いになるかわかりませんが、この4つはどうしても絶対に譲れないと私は思っています。
1.レッスンを受けて『良かった』と思ってもらうこと。
というのは、何でもいいんです。
『楽しかった』『新しいことを知ることができた』極論『先生に会えた』だけでも本当に何でもいいんです。
今までいろんな先生に師事してきましたが、この『良かった』っていう感情がまず先行しないと、教えてもらったことが入っていかないんですよね。
私の経験則に過ぎませんが。
そして、私はどの子にもどの楽器の子にも『出会えて良かった』『今一緒にいられて嬉しい』と思っていまして、それが少しだけでもいいから伝わるといいなぁと思いながらそういった空間や雰囲気を作るように心がけています。
2.何をしたか具体的にすること
人の記憶力って案外と曖昧なんですね。
それが例え説明だけではなく体感したことであっても簡単に忘れられるんです。
悪あがきかも知れませんが、そうならないため、できるだけ帰る前に『今日教えたまとめ』を具体的に一緒に口にするようにしています。
『これやったね。これもやったね。これ練習してくるお約束ね。』といった簡単なもので充分なので、少しでも記憶に留めておくように あるいは控えを取ってもらうようにしています。
楽譜へのメモだけでは、心もとない派です。
3.めりはり
これは全部に当てはまる話なんですが、話し方から声のトーンみたいなものもそうですし、話の流れや切り替えみたいなものもそうですね。
緩急をつけることで、より印象に残す。飽きさせないことを狙いにしています。
4.否定しない
これも全部に当てはまるお話です。
レッスン前後のたわいもない話も、レッスン中の話も演奏も全てです。
演奏に関しては、現状から更に良くするにはどうしようか。お悩みに関しても同じこと。
今の状態や演奏、気持ちも否定しません。
つまり、余程のことがない限りは『だめ』とか『違う』とかを使わないようにしています。
当たり前のことですが、ただでさえ多少の緊張や不安もある中で吹いてくれる 話してくれるわけですから、まずは受け止めるようにしています。
長くなりましたが、このへんのことをいつも意識してご一緒させていただくようにしています。
これが正しいか正しくないか、考え方も十人十色ですから賛否両論あると思います。
ただ言えることは『楽器が好き』『音楽が好き』という気持ちを大切にしたいということで、もっと言えば、楽器や音楽があることで『毎日が楽しい』『人生が楽しい』と糧になることが最終的に行き着く先なんじゃないかなと考えています。
先述したとおり、自分自身まだまだ未熟者ですが、そんなふうに思いながら日々を送っています。
今関わらせていただいている学生さんや生徒さんも、これから先関わらせていただく方々も、そんなふうに大切にしてゆけたらと思います。
卒業したあの子たちも、久しぶりのこの子たちも、どの子たちもみんなみんな大好きです。
さて、気合い入れてまた来週からのレッスンにも励みます!
ありなでした。
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